というわけで後編です(ドンドンパフパフ)
備忘録なのに…もう2週間ぐらい過ぎてて既に危ういw
プラゲージだったかな?でクリアランスを各所計る。
そんなに難しい事ではないのだけど、基本的に回るところなのでうまくやらないとちゃんと計れないのね。
ここで取ったデータを基に届いたメタルが使えるか使えないかの判定に…
一発で合えば良いなーって思ってましたがやっぱりダメでしたのメタル。
2回目のオーダーで届いたものでOKが出たのでホッとしました。
新品のカムチェーン、テンショナー、ガスケット類、ピストン、ピストンリング、メタルなどなど。
ピストン、ピストンリング、ピストンピン、メタルはWPC/DLC/MoS2のそのまま加工屋さんへ
で、GWに嵌ってなかなか戻ってこないパーツたちが戻ってきた。
iPhone 4S (4.28mm, f/2.4, 1/60 sec, ISO64)
という感じで、ピストンリングの付け方を教えてもらいピストンに傷を付けない様に慎重に取り付け。
が、しかし少し掻いた…上側のリングは厚みがあって硬いんだコレ(;´∀`)
とりあえず組み付けて確認だけお願いしました。(OKだったのかな?何も言われなかった)
というわけで、ここから先は本気度が更に上がるところなので、私は届いてるパーツを使う場所ごとに仕分け。
同じ部品番号だったりするので数でも仕分けする必要があったり以外と厄介。
外してあるカバー類の洗浄。とにかくOHは掃除掃除掃除。大掃除大会。
クランクのオイルラインもこれでもか!ってぐらいパークリでホジって掃除。
スラッジが後から出てあちこち回られると厄介。とても厄介。
アッセンブリーペーストってのを塗り塗りしてました。
ちょっと痛んでる5-6速側…
これがシフトドラム。
どーなってるのって図で説明するとこんな感じかな?
円だと分かりにくいので平らにして
もしかしたら向きが逆かもしれないのであくまでイメージ図。5速6速が同軸上に居ないので実際はもっと位置が違う。
綺麗に面を出して
あたりをつける!ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ
何かしてるあいだにバルブ全部付いてた(;´∀`)
比較的簡単な作業は私がちょちょっとやって…。
結局シム調整のため外されるのであった
持っててよかったサービスマニュアル。ここまで仕事したの初めてでしょってぐらい凝視されてる。
ご覧のとおりカムシャフトなのですが、左から右へオイルが流れていくのですが、
ですよねーって感じでオイルの流れの遠い(カムチェーンの反対側)右側が割りと擦れているのであった…。オフゥ
OH開始時にヘッド開けたときに何かの切り屑が、
プラグの穴とヘッドの間に挟まってた写真を撮り損ねたのはとても残念…。
ヘッドカバーを取り付けて出来上がり☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
写真撮ってないけどオルタネータのカバーとかクラッチカバーの傷ついてるのを再塗装したり、
残ったガスケットを砥石で綺麗に落としたりひたすら大掃除でした。はい。
では、慣らし+パワーチェック。
色々とOHしている間に、気の迷いから何かに出ようって思い出してしまい、
そのままノーマルサイレンサーへ戻してチェックした方が良いよなぁとおもいつつも後で換装するの面倒だってなって、
ヨシムラのトライオーバル(レース用)が家にしばらく放置していたK1GSX-R600に付いたままだったのを取り外して移植することにしちゃった…(∀`*ゞ)テヘッ なのでパワーは本来より盛って出てる…。
ピークパワーは101psちょい出てるかなってぐらいでOH前の93psよりは結構元気になりましたw
が、しかし、後に走ってて問題だったのは3,000rpm辺りにあるフラットなポイント…。街中だとここは何気によく使うところなので解消させてあげないとギッタンバッコンしてもうね…。
10,000rpmからぐにょーんって突き抜けてるグラフは排ガス中の空気の濃さ(燃料の薄さ)が出てます。
排気ポートにエアクリから引っ張り込んでる空気が原因。再度フタをしてから計ったら大丈夫でした。
このグラフを基にして燃料の調整をしないとかな?ってとことなのですが、
実際グラフと乗って走っての感触では実はグラフを参考にしても案外合わない事もあるそうな…
ドンガラの状態でフレームもお掃除したのでまあまあ綺麗なんじゃね?って感じです。はい。
しかし風呂場でカウルは掃除しないほうが良いというか傷が付くだけでしたね。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽ
まぁあとでコンパウンド掛けましたがね…┐(´д`)┌ヤレヤレ
というわけで1ヶ月半に渡る大掃除大会は無事に終わりました。
残ってる課題:燃料調整、リア(ホイールベアリング?ホイール?タイヤ?このチャタリングどこから?ってのの原因追究…)、ブレーキ周り。ふぇぇぇ…